持続可能な観光の推進に向けて

地元の方々にとっては当たり前のマナーでも、文化や習慣の違う旅行者にとってはそうとは限りません。また、多くの旅行者が訪れる地域で、混雑の緩和やより快適な行動につながる様々な取組みが講じられています。
多くの旅行者がわが国の観光地を訪れる今、マナーや文化への理解を促し、より快適な旅につながるアクションを呼びかけるため、観光庁では、各地域において活用いただけるよう、旅行者向け指針「未来のための旅のエチケット」と観光客向けピクトグラムを作成しました。

scroll
  • 01 / 07
    歴史・文化・自然を学びマナーを守る

旅行者向け指針

未来のための旅エチケット
あなたの思いやりが
地域の未来を守り、
旅を豊かなものにします。

旅を楽しみながら、旅先の環境やそこで暮らす人々にも配慮する。
そんな「旅の達人」になりませんか?

ごみをポイ捨てしない。
無断で写真を撮らない。
混雑する場所に大きな荷物を持ち込まない。

マナーを守るあなたの心がけが、
地域の未来を守ると共にあなたの旅を豊かなものにすることでしょう。

  • 01 歴史・文化・自然を学び
    マナーを守る

    旅先の地域の文化や慣習、自然に関するマナーを事前に学んでおくと、旅行がより楽しめます。
    また、地元を熟知したガイドに案内してもらうと、旅行をより豊かな体験にすることができます。

    ごみのポイ捨てをしない、周囲に配慮して写真撮影する、私有地に許可なく立ち入らない等、基本的なマナーは必ず守りましょう。

  • 02 混雑を避けて、
    上手に観光する

    人気スポットや見ごろのシーズンは混雑しがちです。快適に過ごせるよう事前のチェックをお忘れなく。

    例えば、平日や朝・夜間の観光など、多くの人が集中する時間帯を避けると、ゆったりと楽しむことができるでしょう。

  • 03 荷物を減らし、
    手ぶらで身軽に旅する

    朝や夕方の時間帯などは、通勤・通学で公共交通機関を利用する人が多いことに配慮しましょう。

    手荷物預かり所・コインロッカーや荷物配送サービスを利用し、大きな荷物を手放すと、手ぶらで身軽に観光を楽しむことができます。

  • 04 文化財の価値や意味を知り、
    大切に扱う

    お寺、神社など地域の文化財は、歴史的・文化的な価値があることに加え、信仰のよりどころやシンボルとして大切に継承されてきています。

    落書きや毀損は、文化財に取り返しのつかない損害を与える行為であり、罰則・罰金の対象となる場合もあります。

  • 05 未来のために、
    観光地の美しさを保つ

    ごみはごみ箱に捨てましょう。ごみ箱がない場合は持ち帰りましょう。

    空き缶・ペットボトルなどは、必ず分別してリサイクルしましょう。

  • 06 地元の産品を選び、
    地域を応援する

    地元の工芸品や地域食材を使った食事などを選びましょう。

    その選択が地域の文化・伝統、そして地域経済への貢献につながります。

  • 07 ゆっくり滞在して、
    日本各地の多様な魅力を
    楽しむ

    ゆっくり旅をし、各地独自の風景や伝統、食文化にふれることで日本の多様な魅力に気づいてもらえるでしょう。

    空き缶・ペットボトルなどは、必ず分別してリサイクルしましょう。

  • サステナブルな観光に取組んでいる地域を選びましょう

    観光庁では、観光を通じ、地域の自然環境、伝統・文化の保護(保全)を図るとともに、地域の経済や社会の発展につなげることで、地域と観光旅行者の双方が観光のメリットを実感できる「持続可能な観光地域づくり」を推進しています。観光庁がUN Tourism駐日事務所と共同で策定した、「日本版持続可能な観光ガイドライン(JSTS-D)」を活用して取り組む地域や、ベストツーリズムビレッジ認定地域、グリーン・デスティネーションズ表彰地域など、多くの地域で取組が進んでいます。観光地選びにはこうした地域をぜひ検討ください。 持続可能な観光地域づくりに向けた取組

    JSTS-Dロゴ
  • 安心して旅行するために
    病気やケガへの備え

    安心して旅行をするため、十分な保証のある海外旅行保険等の民間医療保険に加入することを強く推奨します。日本到着時に加入可能な医療保険もあります。

    災害への備え

    外国人旅行者向け災害時情報提供アプリ「Safety tips」は、日本国内における緊急地震速報、津波警報、気象特別警報、噴火警報、避難情報、熱中症情報等をプッシュ型で通知される等、災害時に必要な情報を多言語で収集することができます。 Safety tipsのダウンロードはQRコードからご利用ください Safety tipsのダウンロードは下記から
    ご利用ください
    Androidの方はこちら iPhoneの方はこちら 訪日外国人観光者用災害時に役立つツール

ピクトグラム

観光地で多くみられる課題についてわかりやすく理解していただけるよう、地域の関係者等のご意見も踏まえつつ、
22種類のピクトグラム(禁止系:14種、推奨系:8種)を作成しました。
また、多言語の補助表記や、周辺の景観に配慮する観点から配色のバリエーションも設けました。
今後、地域の関係者とも連携し、本ピクトグラムを活用したマナー等の周知を展開していきます。

  • 自撮り棒の使用を禁止

  • 撮影の際は周りに注意

  • 撮影の際は周りに注意

  • 撮影の際は周りに注意

  • 勝手にえさをやらないで

  • 勝手にえさをやらないで

  • 線路への立入り禁止

  • 私有地への立入り禁止

  • 人の流れを塞がないで

  • 落書き禁止

  • 食べながら歩かないで

  • 歩きスマホ禁止

  • ここから先は滑走禁止

  • 割り込み禁止

  • 荷物を預けて手ぶらで
    観光しよう

  • 荷物を預けて手ぶらで
    観光しよう

  • リサイクルを心がけよう

  • マイボトルで給水しよう

  • 早朝から観光できます

  • 夜間でも観光できます

  • ここで公共交通に乗り換えよう

  • ここで公共交通に乗り換えよう

訪日外国人旅行者向け
マナー啓発動画

お問い合わせ

hqt-responsible-traveler@gxb.mlit.go.jp

※お問い合わせが集中した場合、回答に時間を要することがございますので、あらかじめご了承ください。
※アドレスはお間違えのないようにお願いいたします。

日本の文化やエチケットを尊重することで、あなたの旅はより充実したものになるでしょう。
日本の良さを体験し、素敵な思い出を作ってください。素敵な旅をお楽しみください!