出発経路における騒音影響の軽減方策(大型機のB滑走路末端からの離陸滑走)の運用を、11月1日より正式に開始します

お知らせ

2022.10.31

出発経路における騒音影響の軽減方策(大型機のB滑走路末端からの離陸滑走)の運用を、11月1日より正式に開始します

羽田空港の新経路については、我が国の国際競争力の強化、首都圏における騒音負担の平準化の観点から導入し、令和2年3月29日より運用しています。
他方で関係自治体等から、新経路の固定化回避等に関するご要望を頂いていることから、「羽田新経路の固定化回避に係る技術的方策検討会」において、新経路の固定化回避や騒音軽減等のための方策について最近の航空管制や航空機器の技術革新を踏まえ、技術的観点から議論を行っています。

本年8月3日に開催した第5回検討会では、議題の一つとして、出発経路における騒音影響の軽減方策※の導入についてもご議論いただいたところです。
今般、その方策の運用に向けた調整を終えたことから11月1日から正式に運用を開始することとしました。
※B777、A330型機のB滑走路からの離陸開始場所を滑走路の一番後方(末端)とするもの。これにより、B滑走路から離陸した大型機の陸域の通過高度の引き上げや早期の旋回が可能となり、騒音影響の軽減を図ることができます。詳細はこちら

新経路の固定化回避や騒音影響軽減等に向けて、今後も引き続き、必要な取組を着実に実施してまいります。

※第5回固定化回避検討会の議事要旨等は、こちらのページからご覧いただけます。