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既存都市との関係に係る検討について

表3:新都市周辺における市街地連坦に係る検討結果(その5)
検討項目 畿央地域
自然地形 ・三重県、滋賀県、京都府及び奈良県にまたがり、東部の鈴鹿山脈及び布引山地、北部の近江盆地、西部の水口丘陵と信楽山地、南西部の上野盆地周辺の4地域に大別される。
・東部及び西部の山地は比較的起伏が大きいが、中央部の丘陵地及び盆地は比較的起伏が小さい。
既存市街地の状況 ・表明地域構成市町村で、近江八幡市、甲西町、水口町、上野市及び名張市にDIDが見られるが、そのエリアは小さい。
・鉄道や国道等の幹線道路沿いに集落が点在している。
・平成2年から7年までの人口増加率は、甲西町が12.5%、水口町が14.7%、名張市が15.9%と高い。
交通基盤 ・北部は琵琶湖岸に沿ってJR東海道新幹線及びJR東海道線が延び、中部は東西方向にJR草津線とJR関西本線が延び、南部は東西方向に近鉄線が延びている。
・東名阪自動車道は関町で伊勢自動車道と分岐している。第二名神高速道路は名神高速道路と東名阪自動車道を東西につなぐような形で伸びる予定になっている。
現況土地利用規制 ・滋賀県の南東部と上野市で線引きが行われている。未線引きの用途地域指定が行われているのは滋賀県南部の信楽町と東南部の土山町、上野市の南側に隣接する名張市である。
・上野盆地周辺では農用地区域が分散して指定され、東部の鈴鹿山脈及び布引山地、北西部の水口丘陵及び信楽山地では、保安林、自然公園特別地域の指定が行われている。
スプロール抑制の可能性と課題 ・滋賀県の南東部や三重県名張市周辺で市街化が進んでいる。
・新都市が立地した場合には、人口増加の著しい地域であるため周辺に無秩序な市街化が進行しないよう適切に計画誘導を図っていく必要がある。
・奈良及び京都については、地形的な状況から、比較的スプロールが生じにくい状況にあると考えられる。

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