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首都機能移転先の新都市に関するアンケート調査とりまとめ結果について

(3)首都機能都市に住むとした場合に、現代の都市問題のうち望まれる改善点 (3つまで複数選択)

※アンケート調査時の問については、こちらを参照してください

  • 「公共交通機関の充実や渋滞のない道路など利便性の確保(53.3%)」、「教育施設や医療施設など日常生活に不可欠な機能の充実(46.9%)」が重視される結果になった(図3−1)。
  • 特に主婦では、「教育施設…(62.8%)」に関心が高いという特徴が見られた(表3−1)。
  • 「通勤に便利でゆとりのある住宅が容易に入手できる」については、東京圏(35.4%)が、その他の地域(25.7%)に比べて相対的に重視されるという特徴が見られた(図3−2)。

全体集計(図3-1)

グラフ。公共交通機関の充実や渋滞のない道路など利便性の確保6662(53.3%)、教育施設や医療施設など、日常生活に不可欠な機能の充実5857(46.9%)、バリアフリーの徹底など、人にやさしく安全な生活環境4543(36.4%)、身近に親しめる豊かな自然環境の存在4344(34.8%)、情報化社会に対応した情報通信基盤の充実4284(34.3%)、資源のリサイクルの徹底など環境へのやさしさ3892(31.2%)、通勤に便利でゆとりのある住宅が容易に入手できる3866(31.0%)、レジャー施設や飲食店など、生活を楽しむ機能の充実1456(11.7%)、街に賑わいや人情がある936(7.5%)、その他112(0.9%)。回答者数12489人、回答総数35952。

職業別上位項目(表3−1)
  1位 2位 3位
給与所得者 公共交通機関の充実や渋滞のない道路など利便性の確保
3,894
(55.8%)
教育施設や医療施設など、日常生活に不可欠な機能の充実
3,063
(43.9%)
情報化社会に対応した情報通信基盤の充実
2,630
(37.7%)
自営業・自由業 公共交通機関の充実や渋滞のない道路など利便性の確保
509
(50.0%)
教育施設や医療施設など、日常生活に不可欠な機能の充実
447
(44.0%)
バリアフリーの徹底など、人にやさしく安全な生活環境
410
(40.3%)
主婦 教育施設や医療施設など、日常生活に不可欠な機能の充実
1,302
(62.8%)
身近に親しめる豊かな自然環境の存在
1,065
(51.4%)
公共交通機関の充実や渋滞のない道路など利便性の確保
1,062
(51.2%)
学生 公共交通機関の充実や渋滞のない道路など利便性の確保
1,038
(49.5%)
教育施設や医療施設など、日常生活に不可欠な機能の充実
888
(42.3%)
情報化社会に対応した情報通信基盤の充実
774
(36.9%)
その他・無職 公共交通機関の充実や渋滞のない道路など利便性の確保
159
(49.4%)
教育施設や医療施設など、日常生活に不可欠な機能の充実
157
(48.8%)
バリアフリーの徹底など、人にやさしく安全な生活環境
127
(39.4%)

居住地別集計(図3−2)

グラフ。
教育施設や医療施設など日常生活に不可欠な機能の充実:東京圏48.8%、その他地域42.8%。
レジャー施設や飲食店など生活を楽しむ機能の充実:東京圏12.3%、その他地域10.4%。
身近に楽しめる豊かな自然環境の存在:東京圏32.9%、その他地域34.3%。
公共交通機関の充実や渋滞のない道路など利便性の確保:東京圏53.6%、その他地域50.3%。
バリアフリーの徹底など人にやさしく安全な生活環境:東京圏35.0%、その他地域35.5%。
通勤に便利でゆとりのある住宅が容易に入手できる:東京圏35.4%、その他地域25.7%。
情報化社会に対応した情報通信基盤の充実:東京圏33.5%、その他地域33.1%。
資源のリサイクルの徹底など環境へのやさしさ:東京圏29.0%、その他地域31.1%。
街に賑わいや人情がある:東京圏6.2%、その他地域7.6%。
その他:東京圏1.0%、その他地域0.8%。
東京圏は埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県。

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