国土交通省は、12月7日に東京で、ロシア連邦運輸省と日露港湾当局間会合を開催し、ロシア極東港湾の高度化に係るプロジェクトの具体化に向けた協議を行いました。 また、同会合の開催にあわせ、港湾関係プロジェクトを計画しているロシア民間企業から4名を迎え、日露官民セミナーを開催しました。 結果概要は以下の通りです。 |
国土交通省港湾局では、本年5月6日にソチで行われた日露首脳会談以降、港湾プロジェクトの具体化に向けて、ロシア連邦運輸省と協力しつつ取り組んできました。
8月31日には、国土交通省とロシア連邦運輸省との間で、港湾インフラ開発の分野における協力に関する覚書の署名を行いました。
今般、協力覚書に基づき、両国における官民両セクターの協調の下で、ロシア極東における港湾の高度化を推進するため、プロジェクトの具体化に向けた意見交換を行ったものです。
日時:平成28年12月7日(水)15:00~16:00
場所:都市センターホテル(5階 桜)
出席者:(日本側) 国土交通省 津田大臣官房技術参事官 他
(ロシア側)運輸省 ジハレヴァ連邦海上河川輸送局次長 他
結果概要:
○ 日露政府双方から、ロシア極東地域における港湾プロジェクトについて情報提供を行うとともに、プロジェクトの具体化に向けた意見交換を実施しました。
○ 次回の会合は、半年後を目途にモスクワで開催する方向で調整することとしました。
日時:平成28年12月7日(水)16:20~18:00
場所:都市センターホテル(6階 606号室)
出席者:(日本側) 国土交通省 津田大臣官房技術参事官 他
民間企業等 19団体25名
(ロシア側)運輸省 ジハレヴァ連邦海上河川輸送局次長 他
民間企業 4社4名
結果概要:
○ ロシア側民間企業4社より、ロシアにおける港湾関係プロジェクトについての講演が行われました。講演者からは、プロジェクトに対する日本からの投資に強い期待が示されました。
○ 日本側は、ロシア側からの要望を受け、(株)海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)から、JOINの業務の状況についての講演が行われました。
○ 講演後の質疑応答では、日露双方の参加者から多数の質問がなされ、ロシアの港湾関係プロジェクトに対する関心の高さがうかがわれました。
左側:津田技術参事官
右側:ジハレヴァ次長
日露港湾当局間会合の様子
日露官民セミナーの様子