我が国では、2030年の電源構成のうち再生可能エネルギーの割合が22~24%(うち風力は1.7%程度)と見込まれ、政府全体で再生可能エネルギーの導入に向けた取組が進められています。
このうち洋上風力発電については、洋上は陸上と比べて強く安定した風が吹くことから、設備利用率が高いなどの利点があります。
また、洋上は立地に制約が少ないことから、例えば5メガワット級洋上風力発電施設(高さ:約150m、回転翼の直径:約130m)のように、非常に大型の施設を設置することが可能です。
特に、陸地が限られた我が国においては、洋上風力発電の導入拡大が不可欠とされています。
港湾は、以下の要因により洋上風力発電の導入適地として有望視されており、今後大規模な民間投資が見込まれています。
港湾への洋上風力発電の導入イメージ