港湾

港湾における洋上風力発電の導入

 我が国では、2030年の電源構成のうち再生可能エネルギーの割合が22~24%(うち風力は1.7%程度)と見込まれ、政府全体で再生可能エネルギーの導入に向けた取組が進められています。
 このうち洋上風力発電については、洋上は陸上と比べて強く安定した風が吹くことから、設備利用率が高いなどの利点があります。
 また、洋上は立地に制約が少ないことから、例えば5メガワット級洋上風力発電施設(高さ:約150m、回転翼の直径:約130m)のように、非常に大型の施設を設置することが可能です。
 特に、陸地が限られた我が国においては、洋上風力発電の導入拡大が不可欠とされています。

洋上風力発電の導入適地としての港湾の優位性

 港湾は、以下の要因により洋上風力発電の導入適地として有望視されており、今後大規模な民間投資が見込まれています。

港湾への洋上風力発電の導入イメージ

  1. 港湾は「海陸の境界という立地特性」を活用して、様々な産業が数多く立地している空間であり、高い電力需要が見込まれるため、送電線などの電気設備が充実している。
  2. 洋上風力発電施設の建設や維持管理に利用される港湾インフラが近接している。
  3. 港湾法に基づく港湾管理者が存在し、関係者間の合意形成や占用許可に関する一定の手続き等が整備されていることなどから、海域の管理や利用調整の仕組みが最も整備されている空間である。

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