1.背景
船舶の排出ガス中に含まれる硫黄酸化物(SOx)等による人や環境への悪影響の防止のため、船舶燃料油中の硫黄分濃度に係る規制(SOx規制)強化が2020年より全世界的に実施されます。これに伴い、内航海運事業においては新たな規制に適合する燃料油への切り替え等が必要であり、こうした地球環境負荷低減に係るコストについては、社会全体で負担いただけるようにする必要があります。
2.ガイドラインの全体版の作成
今般、燃料サーチャージ導入実態及び導入事例を盛り込んだ「内航海運事業における燃料サーチャージ等ガイドライン」の全体版を作成しました。