国土交通省水資源部では、長期的な水需要の見通しを示すとともに、水資源の開発、保全、及び利用に関する基本的方向を明らかにするために「全国総合水資源計画」等を策定してきました。
1996年6月には、2010年から2015年を概ねの目標年度とした「新しい全国総合水資源計画(ウォータープラン21)」を策定しました。
産業の発展や都市人口の増加に伴い広域的な用水対策を実施する必要のある7つの水系(利根川、荒川、豊川、木曽川、淀川、吉野川、筑後川)を水資源開発水系に指定し、「水資源開発基本計画(フルプラン)」を策定して総合的な水資源の開発と利用の合理化をすすめています。
フルプランは、関係府省の調整を行い、関係府省の調整を行い、関係都府県知事と国土審議会水資源開発分科会の意見を聴いた上で閣議決定されます。