雨水の利用は、水資源の有効利用を図り、また、下水道・河川等への雨水の集中的な流出の抑制に寄与するものであり、その推進は、政策的な意義が大きいものです。このため、平成26年3月に、「雨水の利用の推進に関する法律」(雨水利用推進法)が制定され、これまで、国土交通省では、雨水利用施設の設置推進に向けた様々な取組を行ってきました。
雨水貯留機能を含む雨水利用施設の設置推進の重要性は、益々高まってきていますが、政策の推進を図るためには、まず、地方公共団体、事業者、国民の皆さん方に、様々な雨水利用の具体的事例を知ってもらい、関心を深めてもらうことが重要です。
このような観点から、全国の雨水利用の分かりやすい事例について、建物等の概要、雨水利用施設の構造概要、雨水利用の状況、メリット等を、一覧性のある形で整理しました。
雨水利用事例集(令和3年3月)PDF:128MB
(雨水利用事例集 表紙)