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河川局

I.平成12年度河川局関係予算の概要

第4 事業の効率的・効果的実施に向けた取り組み



2.省庁連携の推進


 事業の効果をより一層向上させるため、従来より実施している他省庁との連携施策・事業を強化するとともに、新たに以下のような総合的施策・事業を推進する。

○治山事業(林野庁)との連携による白砂青松の創出(海岸4省庁、林野庁)

     平成12年春から施行される新海岸法の趣旨を踏まえ、海岸侵食等により白砂青松が失われつつある海岸を指定し、林野庁所管の治山事業と施設等の整備計画を一体的に策定することにより、国土の保全を図るとともに、自然環境と利用に配慮した海岸整備(白砂青松の創出)を実施する。

○総合的な流木災害防止緊急対策(林野庁)

     平成11年6月末の広島・呉市の土砂災害等流木を伴う土砂災害が多発していることから、治山事業との連携により、流木発生箇所の緊急総点検調査・全体計画の策定を行い、流域保全の観点から上流部における森林整備、流木防止対策工等と下流部における流木捕捉対策工等を一体的かつ集中的に実施する。

○農業地域におけるスーパー堤防整備(農水省)

     農業農村整備事業との連携により、農業地域におけるスーパー堤防整備を推進する。

○土砂災害防止に配慮した災害弱者関連施設整備の支援(厚生省、文部省)

     自治体の社会福祉部局等との連携により、土砂災害危険箇所及びその周辺における災害弱者関連施設の新設や改築・移転の際に土砂災害防止に配慮した施設整備が図られるよう支援する。

○短時間降雨予測を活用した土砂災害警戒避難体制の強化(気象庁)

     気象庁との連携により、短時間降雨予測等を組み込んだ土砂災害警戒避難基準の設定、予警報システムの精度向上を実施する。

※従来より実施している他省庁との連携施策・事業を強化

    ●河川舟運整備事業の拡充(国土庁、運輸省)
    ●水循環健全化のための総合的施策の拡充(国土庁、環境庁等)
    ●間伐材有効利用促進(林野庁)
    ●耕作放棄地活用(農水省)
    ●魚を育む海岸づくり事業(海岸4省庁、水産庁)
    ●渚の創生事業(海岸4省庁、水産庁、運輸省)




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