I.平成12年度河川局関係予算の概要 | |
IV.新 規 箇 所 等 |
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1.事業概要 海岸に漂着する流木等が異常に堆積したため、これを放置することにより、堤防・離岸堤等の消波機能の低下、水門の排水機能の障害等、海岸保全施設の機能を阻害することとなる場合に、緊急的に漂着物の除去を実施する。 1)河川名:土器川 2)目 的:土器川における治水、利水、環境上の諸問題を、流域全体で総合的に解決する。 (1)洪水調節(土器川の洪水防御) (2)河川環境の改善 (3)利水機能の向上 3)事業の必要性: (1)丸亀市他3町においては、近年22年で17回の渇水被害を受けている。特に平成6年の渇水では、最大44%124日の取水制限を受けており、早期の安定的な水資源の確保が必要である。 (2)土器川の治水安全度は現況で1/20と低く、平成2年度をはじめ度重なる浸水被害を受けており、早期の治水安全度の向上を求められている。 (3)土器川では、渇水時に川底が干上がる瀬切れがしばしば生じており、生態系保全や河川景観等のための河川表流水の確保が求められている。 4)再開の理由 土器川総合開発事業においては、流域の既存施設と連携することにより、渇水に対する安全性が向上し、河川環境の保全等のための流量の確保がより図られる等、前の川ダムの休止理由とされた利水上の効率が大きく改善される。 5)費用対効果分析結果
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