1−1 循環型経済社会の構築など環境問題への対応
21世紀を迎え、ますます高まる環境問題に適切に対応するため、自然共生型事業の推進、おいしい安全な水の確保、リサイクルの徹底等環境にやさしい事業を推進する。 |
生物の良好な生息・生育環境を有する河川・海岸環境等を保全・再生するため、湿地の復元や魚がすみやすい流域づくり等の自然環境の再生を目的とした事業を実施するとともに、ダム湖周辺の山林の保全、改変面積の最少化等自然環境への配慮を徹底したダムの整備、自然環境に配慮した多自然型川づくり、既設のダム容量の活用や雨水の貯留・浸透による河川の水量の確保、山地から海まで流域一貫した総合的な土砂管理などの良好な自然環境の保全・再生を目指した自然共生型の河川、ダム、砂防、海岸事業を推進する。
- 平成14年度は、釧路川(北海道)、日野川(鳥取県)等約610箇所で実施
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○生物の良好な生息・生育環境を有する河川・海岸環境等の再生
直線河川の蛇行化や乾燥化した湿地の再生、NPO等と一体となった樹林帯等の整備、エコ・コースト事業、白砂青松の創出等により、生物の良好な生息・生育環境を有する河川・海岸環境等の再生を図る。
【蛇行河川の復元(釧路川(北海道))】 |
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【荒廃山地の緑化
(足尾地区(栃木県))】 |
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【ウミガメが上陸・産卵しやすい砂浜の保全・再生(羽根坂本(はねさかもと)海岸 】 |
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