1:事業の概要
- 位 置:香川県小豆(しょうず)郡内海(うちのみ)町
- 河川名:別当(べっとう)川水系別当川
- 諸 元:
・型 式:重力式コンクリートダム
・堤 高:42.0m
・堤 頂 長:447m
・総貯水容量:1,060千m3
・湛水面積:0.08km2
- 事業費:約185億円
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2.目的、必要性
- 目的
・洪水調節
・流水の正常な機能の維持
・水道用水(内海町:1,000m3/日)
- 必要性:
・別当川の治水安全度は現況で約1/4と低く、昭和49年,
50年,51年と度重なる甚大な洪水被害を受けており、
抜本的な治水対策が必要。
・別当川は内海町の水道及び耕地等に対する水源として
広く利用されているが、近年でも2年に1回程度の割合で
度重なる深刻な水不足が発生。
・内海町では水道用水の水源の一部が不安定なため、
たびたび水不足が発生している。このため安定水源への転換を
図るとともに今後の水需要増に対応するため、新たな水源確保が必要。
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3.費用対効果分析の結果
治水経済調査マニュアル(案)に基づいて分析
便 益 ( B ) |
費 用 ( C ) |
事 業 効 果(B/C) |
318億円 |
138億円 |
2.3 |
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4.検討
以下の評価項目及び上記の費用対効果分析結果を総合的に判断の上、採択
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5.日程・手続
平成12年10月10日 当該事業を含めた河川整備計画作成
平成14年度 建設着手予定
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6.関係者の意見
内海町より、治水、利水両面からダム建設の強い要望あり。
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