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河川局

平成14年度河川局関係補正予算配分概要

X.配分箇所の具体事例

○改革加速のための国土交通省の緊急プロジェクト

1.国際競争力のある都市の再生
都道府県名 箇所名 配分額 事業概要
広島県 太田(おおた)川 1,565 百万円 「都市再生プロジェクト(第4次決定)」である”水の都広島”を再生するため、太田川の2派川において高潮堤防の整備し、良好な水辺空間を形成する。

2.地域経済活性化による都市・地域の再生
都道府県名 箇所名 配分額 事業概要
長崎県 水無(みずなし)川 150 百万円 雲仙普賢岳(うんぜんふげんだけ)火山噴火災害により壊滅的被害を受けた当箇所では火山を核とした観光地の再生と砂防事業とを一体的に推進している。補正予算により導流提が完成し、島原市・深江町を中心とした観光ルートが保全され、観光客の増加が期待できる。

3.少子・高齢化に対応したバリアフリー社会の実現
都道府県名 箇所名 配分額 事業概要
静岡県 狩野(かの)川 490 百万円 黄瀬(きせ)川合流点において築堤を実施するのに併せて、背後地にある病院や老人ホームに配慮し、スロープ型坂路を整備する。
新潟県 中央(ちゅうおう)川 30 百万円 H15完成予定であった砂防えん堤がH14補正予算において完成となり、災害弱者施設である保育園が土砂災害から保全される。

4.地域環境から身近な生活環境までの創造・回復
都道府県名 箇所名 配分額 事業概要
和歌山県 日置(ひち)海岸 100 百万円 環境学習や自然体験活動など地域の特色ある取り組みを支援することにより地域の活性化に資するため、人工リーフを整備する。
岩手県 小水無沢(こみずなしさわ)遊砂地 200 百万円 砂防ソイルセメント(CSG工法)による掘削残土の有効利用を図る。補正予算により砂防えん堤を一部施工し、現河床以下の不安定土砂の流出の防止を図る。
東京都 荒(あら)川 100 百万円 陸域と水域を分断しているコンクリートによる低水護岸の解消及び、湿地性植物や水生生物、水鳥などが依存する貴重なエコトーン帯や干潟を再生する。
京都府 高山(たかやま)ダム 230 百万円 平成14年8月にダム湖全体にアオコが長期間発生したため、補正予算で曝気(ばっき)循環装置2基を前倒し発注することにより、アオコの発生時期(気温の高くなる夏頃)までに設置を完了し、早期効果の発現を図る。

5.切迫する大災害への対策の緊急強化
都道府県名 箇所名 配分額 事業概要
愛知県 庄内(しょうない)川 365 百万円 「東海地震に係る地震防災強化地域」に指定された庄内川下流部区間において堤防の耐震対策を実施。
福岡県 筑後(ちくご)川 500 百万円 近年、土地区画整理により市街化が進展している久留米市街部左岸合川(あいかわ)地区において築堤を実施し、一連区間を概成させる。
岐阜県 木曽(きそ)川上流 410 百万円 高度な河川管理及び災害時に迅速かつ的確に対応するため、木曽川上流管内において、CCTV(監視カメラ)等を設置するとともに、光ファイバー網を概成させる。

6.ゼロ国債
都道府県名 箇所名 配分額 事業概要
新潟県 桃崎浜(ももざきはま)海岸 80 百万円 冬季風浪等による海岸侵食や汀線(ていせん)の後退に伴う越波被害を防止するため、平成14年度、平成15年度にかけて、工事を効率的に実施し、地域の安全を確保する。


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