福島県原町(はらまち)市の北泉大磯海岸は、顕著な侵食に見舞われたため、昭和61年度に突堤整備に着手した。また、昭和62年度には都市公園、下水道事業等と一体となった整備を進めるためCCZに認定され、平成9年度に完了する予定である。
延長約700mの安定した砂浜の確保により、市の総合運動公園と一体となった海浜空間が整備され、年間約22万人の利用が見込まれる。
海岸保全対策とあわせて、公園、道路(街路)、下水道、治水等の建設省所管公共事業を有機的関連をもって整備を推進する。