今日の夜は何を食べようかな? と、「何をどうするか決める」とき、もちろん思いつきもありますが、判断材料となる情報を仕入れて考えることが多くあります。そのような、判断のきっかけとなる情報や経験は、自分でとりにいくことももちろんありますが、焼き鳥をおいしそうに食べている人を見て自分も食べたくなったとか、このコスメがメディアで話題になっているから自分も買ってみたという感じで、“自分の事”ととらえると行動に結びつきますし、推しのブランドではなかったりして、“自分とは関係ない”と感じると、途端にその情報は“なかったこと”になります。
では、災害のことを人々が”自分の事”ととらえ、備えを進めたり、いざというときにとっさの行動がとれるようにするにはどしたら良いか!? 多くの人が集まった「ぼうさいこくたい2025」でも議論されましたが(上写真)、私たちは「災害の伝承」に注目し、地域で起きた災害のことを語り継ぐことで自分事化をはかり(下図)、備えを促していくことで、地域の防災力を高めていきたいと考えました。
何かを認識する、知ることと、実際に行動することの間には少しギャップがあります。そのギャップを埋め、実際の行動に結びついていく心の醸成、深化の過程が【自分事化】です。vol.14のインタビューでは、伝承碑の存在によって、子どものころからそこまで水があふれてくることを意識していたというお話もありました。






