(3)市民団体等との連携が求められている一般的な社会背景 |
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1.市民団体等の活動への参加意欲の高まり | |
福祉、環境、国際協力、防災、まちづくりなど様々な分野において市民の社会参加活動に対する意欲が高まっている。また、活動にあたっては、団体参加による場合が多い。 |
全国のボランティア活動者数等の推移![]() 資料:全国社会福祉協議会「平成10年度社会福祉協議会基本調査」、 「平成10年度都道府県・指定都市社会福祉協議会ボランティアセンター関係調査」 (出典:H11厚生白書) 災害ボランティア活動への参加への意向がある ![]() 資料:総理府「防災に関する世論調査」 |
2.個性豊かな自立型地域社会の形成の機運の高まり | |
個性的で魅力的な地域づくりを進めていくためには、さまざまな断面において、地域の人々が、自主的に参加し行動することが重要である。 |
![]() 新町川(徳島県徳島市) 祭りなど沿川住民の活動に活用できるよう 市民団体等とともに川づくりを行った (「新町川を守る会」会長 中村英雄氏提供) |
![]() 「豊かな緑と魚のリバーサイド植樹運動」(釧路川) |
3.知識共有化のプロセスの充実の必要性 | |
画一的基準や合理性を追求する社会から、多様な価値を持つ社会へと移行しつつあり、かつ各人が自らの考えをより強く主張するようになっている現代社会において、多様なニーズ、主張を調整し、知識を共有化するためのプロセスの充実が求められている。 |
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