「20世紀は領土紛争の時代だったが、21世紀には水紛争の時代になる。」という認識が世界的に高まっている中で、水紛争を未然に防止し世界の水問題を解決するため、1996年に世界水会議(WWC:World
Water Council)が設立されました。
世界水会議では、国際的な有識者、関係機関、NGO等が様々な観点から広く議論を興し、解決策を探る世界水フォーラムを3年に1度開催することとし、第1回世界水フォーラムが1997年3月にモロッコのマラケッシュで、第2回世界水フォーラムが2000年3月にオランダのハーグで開催されました。
第3回世界水フォーラムについては、2003年3月に日本において開催することが決定されておりますが、このたび「第3回世界水フォーラム準備事務局」が下記の通り(財)水資源協会(国土庁所管)のもとに設置されることになりましたのでお知らせいたします。
建設省としては、関係省庁(内閣内政審議室、環境庁、国土庁、外務省、厚生省、農林水産省、通商産業省)と連携し、日本で培われてきた河川に係る知識・経験・技術等を国際貢献に活用することにより、第3回世界水フォーラムに積極的に参画していくこととしています。
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