1.事業の概要
1)位 置:埼玉県戸田市他
2)ダム名:荒川調節池(荒川貯水池)
3)整備内容:ビオトープの再整備、看板設置、駐車場・歩道設置
4)総事業費:12億円 予定工期:H13〜H15
2.目的、必要性
1)目 的:自然環境の保全、学習の場の提供、安全性・利便性の向上
2)必要性:
・荒川貯水池を含む荒川調節池は、荒川の生態系ネットワーク上の重要な拠点であるが、立入禁止区域への侵入など無秩序な利用による生態系破壊、ビオトープ池の枯渇による生態系環境の単純化などの問題が顕在化している。そのため、自然環境の保全・創造が急務となっている。
3.費用効果分析の結果
試行的にCVM法に基づいて分析
便益(B) |
費用(C) |
事業効果(B/C) |
45.7億円 |
10.8億円 |
4.2 |
4.検討
以下の評価項目及び上記の費用対効果分析結果を総合的に判断の上、採択。
ダム名 |
ダム湖活用についての地元での検討状況 |
ダム湖を活用するソフト・ハード面での取り組み状況
|
ダム湖及びその周辺の利用状況 |
B/C |
利用者数の増加(万人) |
協議会等での検討状況 |
地域づくり(ハード面)の取り組み状況 |
ダム湖を活用したソフト面での取り組み状況 |
利用形態 |
利用者数(万人) |
荒川調節池
(埼玉県) |
- |
- |
荒川スポーツセンター(仮称)を計画中 |
イベント・観察会などを毎年開催 |
※1
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70 |
4.2 |
※1 散策、水上スポーツ(ウィンドサーフィンなど)、ピクニック、マラソン、施設等見学(彩湖自然学週センター)
5.日程・手続き
平成13年度 工事着手予定
6.関係者の意見
自然環境の保全、学習の場の提供、安全性・利便性の向上について、利用者及び自然保護団体などの関係団体からも強い要望がある。