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河川局

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記者発表

平成13年7月梅雨前線豪雨に係る河川等災害関連事業
 及び河川災害復旧等関連緊急事業の実施について
 (一級水系 筑後川水系花月川及び支川有田川)

平成13年11月2日
<問い合わせ先>
(災害復旧、河川等災害関連事業担当)
 河川局防災課(内線35714、35772)
(河川災害復旧等関連緊急事業担当)
 河川局治水課(内線35552、35582)
TEL:03-5253-8111(代表)

 

  1. 概要
     平成13年7月5日〜6日にかけて梅雨前線豪雨が引き起こした水害により、筑後川水系花月川支川有田川流域において、床下浸水家屋48戸という浸水被害が発生しました。
     このため、下記の治水対策を実施することにより、概ね4年間で再度災害の防止を図り、筑後川水系花月川及び支川有田川流域の治水安全度の向上を図ります。

    • 河川等災害関連事業
       被災箇所の河積確保のため、築堤、河道掘削等を実施します。

    • 河川災害復旧等関連緊急事業
       被災箇所下流部の河積確保のため、築堤、河道掘削等を実施します。

  2. 資料
      事業概要
      パンフレット(PDF形式)

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一級水系 筑後川水系花月川及び支川有田川復緊事業概要

  1. 出水の状況
     7月5日、朝鮮半島南部にあった梅雨前線は九州北部地方において停滞し、5日の深夜から活動が活発となり大気状態が不安定となったことから、激しい雨が6日の午前中まで降り続いた。特に筑後川水系花月川支川有田川では、時間雨量39mm、24時間雨量233mmを記録し、局地的集中豪雨(30mm/h以上)が4時間発生した。また水位は日の掛地点観測所において、ピーク水位がHWLを上回り、越水氾濫による災害(床下浸水家屋48戸、浸水面積26.2ha等)が発生した。
     また、下流の花月川においても警戒水位を大幅に超え、日田市街部は一時危険な状態に陥った。

  2. 河川等災害関連事業及び河川災害復旧等関連緊急事業の概要
     前述した梅雨前線豪雨が引き起こした水害により浸水被害に見舞われた筑後川水系花月川支川有田川において実施する河川等災害関連事業と併せて、下流部で河川災害復旧等関連緊急事業を実施することにより、再度災害の防止を図り、流域の治水安全度の向上を図る。

    河川等災害関連事業の概要

    • 事業主体:大分県
    • 位置:大分県日田市
    • 延長:L=483m
    • 主な事業内容:築堤180m、河道掘削8,760m3
    • 事業費:134百万円(災害復旧費75百万円,災害関連費59百万円)
    • 工期:平成13年度〜平成15年度

    河川災害復旧等関連緊急事業の概要

    • 事業主体:九州地方整備局、大分県
    • 位置:大分県日田市
    • 延長:花月川L=1,975m
    • 主な事業内容:花月川 築堤1,975m、河道掘削51,000m3、樋管3箇所
             有田川 築堤1,740m、河道掘削67,400m3、樋管10箇所
    • 事業費:約45億円
    • 工期:平成13年度〜平成16年度

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