1．目的及び経緯

（1）目的

　ダイオキシン類対策特別措置法が平成12年1月15日から施行され、平成12年度より政府の「ミレニアム・プロジェクト」においてもダイオキシン類対策について調査検討が取り上げられることとなった。本調査は、河川等におけるダイオキシン類のリスク管理手法の確立のために、全国一級河川直轄管理区間において、水質・底質中の実態を把握するとともに、存在形態等の把握を行ない、河川における今後の監視や汚染除去方策等、河川におけるダイオキシン類対策のあり方について検討を行なうための基礎資料とすることを目的として実施する。
　本調査の基本方針を以下に示す。

	ダイオキシン類監視の基本的な考え方の検討
	対策技術及びその適用にあたっての事前調査の検討
	二次汚染防止対策のあり方の検討

（2）経緯

国土交通省が実施した、ダイオキシン類調査の経緯は以下の通りである。