【各事業の概要とポイント】
<水辺の楽校プロジェクト>
本プロジェクトでは、身近な自然空間である河川を子供達の自然体験・自然学習の場として活用できるよう、小学校等の近くの河川を“水辺の楽校”として登録し、NPO、ボランティア団体、教育関係者等の地域の方々と協力しながら、水辺の遊び・学習を支える地域連携体制を構築します。
また、自然の状態を極力残しながら、必要に応じてアクセス施設の整備、瀬や淵・せせらぎの復元等を行い、子供達が自然と出会える安全な水辺をつくります。
平成8年からはじまり、今年度16箇所を新たに登録することにより、全国で213箇所が「水辺の楽校プロジェクト」に登録されました。これらの地区では、身近な自然体験・自然学習の場として、水遊び、生物調査、水質調査、カヌー体験など水辺を活用した様々な活動が展開されることとなります。
<水辺プラザ>
本事業は、市町村にある水辺の魅力を最大に引き出す整備により、そこを訪れたくなるような、地域交流の拠点となる「にぎわいのある水辺」を創出するため、市町村の行う河川、渓流沿いの交流拠点整備と一体・連携して河川整備を実施するものです。
水辺プラザの整備を行うためには、地域の特色を活かした整備計画を登録する必要があり、水辺プラザの必要性、市町村の活用計画等の熟度の高いものを登録しています。
平成8年からはじまり、今年度13箇所を新たに登録することにより、全国で103箇所が「水辺プラザ」に登録されました。
<地域に開かれたダム>
本事業は、地域の意見、創意工夫を生かし、ダムが地域にとってより密着した施設になるように関係機関が支援して整備を行い、ダムを核とした地域活性化を図ることを目的としています。
平成4年からはじまり、今年度2ダムを新たに指定することにより、全国42ダムが「地域に開かれたダム」に指定されました。
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