四国地方整備局管内では、台風5号の影響などにより早明浦ダム上流域では7月に入り200mm程度のまとまった降雨があり、早明浦ダムの貯水率が回復したことにより、7月7日9時に取水制限を全面解除し、同時刻に徳島工事事務所渇水対策支部を解散しました。また、新宮全流域においても7月に入り160mm程度の降雨があり、銅山川上流3ダム(富郷、柳瀬、新宮ダム)の合計貯水率が81.2%(8日午前0時現在)に回復したことにより、本日13時に吉野川ダム統合管理事務所渇水対策支部の解散及び、本日24時に取水制限を全面解除することを決定しました。
これにより、四国地方整備局渇水対策本部は本日13時をもって解散いたしました。
国土交通省河川局渇水対策本部は、2以上の地方整備局等に地方整備局等渇水対策本部が設置された場合、その他渇水対策を推進するため、特別の必要があると認められた場合に、河川局長が設置することとしており、本日13時に四国地方整備局渇水対策本部が解散し、近畿地方整備局渇水対策本部のみの設置となることより、本日13時に国土交通省河川局渇水対策本部を解散しました。
なお、現在も関東、中部、近畿、四国地方の一部の河川で取水制限を実施している状況にあり、7月の降雨も少雨化傾向にあることより、引き続き全国のダムの貯水状況など注視していきます。 |