(1)水質調査地点 |
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○調査地点は 1,093地点
一級河川の直轄管理区間約10Kmに1ヶ所の割合で実施 |
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・一級河川の直轄管理区間の河川延長約10,500km(平成13年4月現在)に対して水質調査地点は1,093地点設けており、平均的には河川延長約10kmに1ヶ所の割合で水質調査を実施している。 |
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(2)水質調査結果 |
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○平成13年に環境基準を満足している地点の割合は、前年と同じ
83%、近年横這いの状況 |
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・生活環境の保全に関する環境基準の項目のうち、有機汚濁の代表的な水質指標であるBOD(生物化学的酸素要求量)及びCOD(化学的酸素要求量)をみると、平成13年に環境基準を満足している地点の割合は平成12年と同じく83%となった。 |
・平成13年の年間総流出量は前年と比較するとわずかに減少しているものの、環境基準を満足する地点の割合は前年と同じであり、近年は横這いの傾向を示している。 |
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図−1 一級河川(湖沼等を含む)において環境基準を満足している地点の割合と年間総流出量の経年変化(全国) |
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○環境基準を満足している地点の地方別割合はおおむね前年とほぼ同じ |
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・環境基準を満足している地点の割合を地方別にみると、北陸、中部の順で大きく、関東でその割合が小さい。 |
・前年と比較すると東北、四国で前年を下回ったものの、その他の地方では同程度かやや上回った。北陸、中部では過去最高の割合となった。 |
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図−2 一級河川(湖沼等を含む)における環境基準を満足している地点の地方別割合 |
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図−3 一級河川(湖沼等を含む)における環境基準を満足している地点の地方別割合の経年変化 |
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図−4 平成13年 一級河川の水質状況図(河川主要地点はBOD75%値 湖沼主要地点はCOD75%値) |