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記者発表

全国の渇水状況(別紙)



 筑後川流域では、本年6月以降少雨傾向にあり、江川・寺内ダムの合計貯水量は9月27日現在で30.0%(平年比53.0%)と減少しており、福岡県、佐賀県から九州地方整備局に対し、筑後川水系渇水調整連絡会開催の要請がありました。これを受け、9月30日に筑後川渇水調整連絡会を開催することとし、合わせて、筑後川工事事務所、筑後川ダム統合管理事務所の渇水対策支部の設置、及び九州地方整備局渇水対策本部を設置いたします。
 なお、九州地方整備局管内では、8月24日から矢部川の日向神(ひゅうがみ)ダムの放流制限、及び、山国川の耶馬渓ダムにて第一次取水制限を実施しています。

 近畿地方整備局は、淀川水系猪名川の一庫ダムの取水制限開始や、淀川水系木津川の室生ダムの貯水量減少に伴う淀川ダム統合管理事務所、木津川工事事務所の渇水対策支部の設置を決定したことから、8月12日に近畿地方整備局渇水対策本部を設置しています。
 室生ダムは台風15号の影響による降雨で、取水制限は解除されていますが、8月16日から淀川水系桂川の日吉ダムでは放流制限が実施されていることや、琵琶湖の水位が低下していることより、渇水対策本部は引き続き設置しています。
 琵琶湖の水位は9月27日現在で−93cmと日々低下しており、9月25日に第一回利水代表者会議、9月27日には第二回の利水者代表者会議及び琵琶湖・淀川渇水対策会議を開催し、今後の取水制限等の対策の実施について決定する予定です。

 中部地方整備局管内では、8月16日から木曽川(牧尾ダム)、8月29日から豊川(宇連ダム、大島ダム)、9月3日から天竜川、9月11日から木曽川(岩屋ダム)で節水対策が実施されています。

 中国地方整備局管内では9月11日から旭川(湯原、旭川ダム)、9月17日から高梁川(上流5ダム)で取水制限が実施されています。

 四国地方整備局管内では、6月27日から重信川(石手川ダム)の取水制限が実施されています。

 国土交通省河川局渇水対策本部では、各地方におけるダムの貯水状況等の情報収集・提供に努め、今後の渇水対策を円滑に進めることとしています。



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