我が国は、自然的・社会的環境から洪水等による災害を受けやすく、このため毎年のように豪雨や台風による洪水が全国各地で発生し、特に昨年は七月の新潟・福島豪雨、福井豪雨、上陸回数が観測史上最多の十回を記録した台風等による豪雨災害に見舞われ、改めて水防活動の重要性が確認されたところです。
このような中で、地域の水災防止力の一層の向上を図るため、今般水防法の改正が行われました。
国土交通省では、従来より水防演習の実施、水防工法・技術の習得等を図っているところですが、今まで以上に国民一人ひとりが水防の意義及び重要性について理解し、水防意識の向上を図っていただくため、以下の行事をはじめとした広報活動を積極的に展開する予定です。
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(1)地域住民・企業や地域の防災関係者及びNPO等が参加する総合的な水防演習の実施
(2)水防団を含めた情報伝達演習の実施
(3)重要水防箇所の周知徹底
(4)河川管理施設等の点検・整備
(5)水防資器材の点検・整備
(6)住民への避難場所等の周知
(7)水防フェア、シンポジウム等の開催
(8)水防技術講習会等の開催
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・平成17年度水防月間実施要綱(PDF形式 10.2KB)
・平成17年度水防月間主要行事(PDF形式 8.53KB)
・水防月間リーフレット(表)(PDF形式 971KB)
・水防月間リーフレット(中)(PDF形式 1.09MB)
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水防月間とは
昭和61年の台風10号による出水の際における懸命な水防活動を契機として、水防活動が極めて重要であることが再認識されたため、昭和62年度から毎年出水期前の5月(北海道は6月)を水防月間とし、水防の重要性を国民に周知すること等を目的として各種の行事を実施しているものです。
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平成17年度の特色
水防法が一部改正されたことをふまえ、地域の水災防止力の向上を図るため、地域住民参加による避難訓練を実施する等、幅広い多くの地域住民・企業等の参加を促し、より“実践型”、“参加型”の水防演習を実施する。
(参考) 7月には、スマトラ沖地震・津波災害をふまえ、和歌山県沿岸で大規模津波防災総合訓練を実施する。
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【問合せ先】 |
河川局防災課
企画専門官 菊地 俊秀
03(5253)8111(内 35712)
03(5253)8457(直)
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