今年の西日本を中心とした渇水は、7月1日には20水系で取水制限を行うまでに拡大しましたが、7月になってからの降雨によって渇水の地域が縮小しています。これまで最も影響が深刻であった那賀川(徳島県)においても本日(12日)取水制限を解除しました。
ただし、ダム貯水池の回復が十分ではない地域もあり、四国の吉野川水系銅山川や、三重県の雲出川など、7つの水系で取水制限が続いています。
【先週末から本日までに取水制限を解除または一時解除した一級水系】
7月 9日 吉野川水系吉野川※(徳島県、香川県) (※一時解除)
7月12日 那賀川(徳島県)
【取水制限を継続している一級水系(7水系)】
豊川(愛知県)、木曽川水系木曽川(岐阜県、愛知県)、
宮川(三重県)、櫛田川(三重県)、雲出川(三重県)、
紀の川(和歌山県)、吉野川水系銅山川(愛媛県)
【今後の見込み】
気象庁の週間天気予報では、向こう一週間も西日本から東海地方にかけて曇りや雨の日が多くなると予想されています。
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