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河川局

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記者発表
少雪・暖冬傾向における水資源への影響について

 

平成19年3月2日
国土交通省


 今冬は記録的な少雪・暖冬であり、少雪により流域内の水資源量が例年に比べ相当少ないこと、暖冬により融雪時期が相当早まることから、水資源を融雪に多く依存する地域においては春先以降の水利用や河川環境等に大きな影響が生じる可能性が懸念されます。
  現時点では今後の影響の程度等については不明ですが、国土交通省は引き続き河川流況やダム貯水量等について状況を監視するとともに、的確な情報交換や発信に努めることとしております。

1 気象概況、積雪状況、今後の予測等
  今冬(12月〜2月)の気象概況は、全国的に顕著な高温となり、北陸地方の冬の降雪量は平年比9%と1961年からの統計で最も少なかった1989年冬の30%の記録を大幅に更新するなど、北日本から西日本にかけての日本海側の降雪量は記録的に少なかった。また、降水量も北陸から山陰にかけて少なかった。

2 主要ダムの状況等
  現時点での主要なダム貯水率は、北海道、東北、関東北部、四国地方等において50%を下回っている。特に、通常春先からの融雪により水位回復がなされる地方においては、今冬の暖冬・少雪の影響について今後注意が必要であり、引き続いて降雨・降雪状況を踏まえならが、監視等を継続していく。


 

○問い合わせ先
土地・水資源局水資源部水資源計画課  椙田(すぎた)
       
(内線31233)
河川局河川計画課河川情報対策室   笠井
       
(内線35392)
       
代表:03-5253-8111


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