１０電力会社（北海道、東北、東京、中部、北陸、関西、中国、四国、九州及び電源開発）等に対し求めていました水利使用の適正性に関する再点検結果につきましては、別添のとおり報告がございましたのでお知らせ致します。

発電のための水利使用に関する再点検結果について

発電のため水利使用において、許可取水量以上の取水があった場合においても許可取水量以内の取水であったように機器又は手作業で修正している事案や、河川法の許可審査手続きを経ないで河川の流水を冷却水等に使用している事案があったことから、１０電力会社（北海道、東北、東京、中部、北陸、関西、中国、四国、九州及び電源開発）に対し、これらの事案を含め河川法違反の有無をすべからく調査し、報告するよう求めていたもの。再点検につき、本日新たに報告のあった概要は、以下の通り。

1. 取水量に関し、機器や手作業により修正をしていたもの（別添１）(PDFファイル　196KB)
   ５４６発電所
2. 冷却水等に河川の流水を使用しているもの（別添２）(PDFファイル　178KB)
   ６６１発電所
3. その他の事案・・・（別添３）(PDFファイル　133KB)
   送電線の設置に関する河川法手続の遺漏の可能性のあるもの等　１１３件

　また、１０電力会社以外の発電の利水者に対しても、同様の自主点検を要請していたところ、以下のとおり報告があった。

1. 取水量に関し、機器や手作業により修正をしていたもの（別添４）(PDFファイル　137KB)
   ９５発電所
2. 冷却水等に河川の流水を使用しているもの（別添５）(PDFファイル　136KB)
   ２６２発電所
3. その他の事案・・・（別添６）(PDFファイル　108KB)
   送電線の設置に関する河川法手続の遺漏の可能性のあるもの等　５２件

なお、報告内容の詳細については、現在関係地方整備局等において、精査中であり、許可取水量以上の取水がなかったか否か等事実関係の確認を進めながら、各事案にあわせて適切に対応していく。