西日本を中心に渇水傾向となっており、現在、全国の一級水系109水系のうち5水系で取水制限が実施されています。
【降雨の状況】
5月25日未明から夕方にかけての降雨により、那賀川水系那賀川(長安口ダム・小見野々ダム)等で貯水量が若干回復しましたが、依然として厳しい状況は続いており、取水制限を継続しています。
【取水制限を実施している一級水系(5水系)】
那賀川水系(徳島県)、吉野川水系(吉野川(徳島県・香川県)及び銅山川(愛媛県))、宮川水系(三重県)、櫛田川水系(三重県)、日野川水系(鳥取県)
【渇水の影響】
・吉野川では、早明浦ダムの貯水量の低下に伴い5月24日から徳島用水・香川用水で取水制限を実施しており、香川県内の2市1町で減圧給水が行われています。
【今後の見通し】
気象庁の西日本の少雨に関する全般気象情報(5月28日発表)では、今後2週間程度もまとまった雨が見込まれないと予想されています。ダムの貯水量の回復が期待できないことから、今後も渇水に対する注意が必要です。
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