西日本を中心に渇水傾向となっており、現在、全国の一級水系109水系のうち6水系で取水制限が実施されています。
【取水制限を実施している一級水系(6水系)】
那賀川水系(徳島県)、吉野川水系(吉野川(徳島県・香川県)及び銅山川(愛媛県))、重信川水系(愛媛県)、宮川水系(三重県)、櫛田川水系(三重県)、日野川水系(鳥取県)
【新たに取水制限の開始等をした河川(前回記者発表(5月30日)以降)】
三重県の宮川水系宮川で、6月1日より取水制限を強化
愛媛県の重信川水系石手川で、6月4日より取水制限を開始
【渇水の影響】
・吉野川では、早明浦ダムの貯水量の低下に伴い5月24日から徳島用水・香川用水で取水制限を実施しており、香川県内の2市1町で減圧給水が行われています。
【今後の見通し】
気象庁の予報では、向こう1ヶ月の降水量は平年並となっていますが、少雨状況がつづき、ダムの貯水量の回復が期待できない場合、四国の吉野川水系銅山川及び吉野川で取水制限が強化される予定です。
|