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記者発表 |
〜夏の水遊びの時期を迎えて〜
本来、河川では公共の利益や他人の活動を妨げない限りにおいて、自由に使用できることが原則であり、釣りや水遊びなど自らの意思に基づき行動する限りその際の安全確保は自己責任において行うべきであるものの、昨年の夏においても各地で急な増水等による水難事故が多発したことから、平成18年8月31日付けで全国の河川管理担当者へ「河川利用者の安全を高める取り組みの推進について」の通知を行い、河川利用者が自ら安全を確保できるよう必要な取り組みの更なる推進を図ることとした。 さらに、国土交通省河川局内に「河川利用者の安全に関わる検討会」を設け、急な増水と安全な河川利用に関する検討を進め、この度、緊急的に取り組むべき事項などを『急な増水による河川水難事故防止アクションプラン』としてとりまとめ、全国の河川管理者へ周知したところである。 今後、本アクションプランをもとに、関係機関と連携しながら、急な増水に関連した河川情報の提供や、河川の安全利用についての啓発活動等に取り組んでいくこととする。 ※急な増水とは
上流の大雨によって引き起こされる河川の急激な水位上昇現象を指す。 河川利用者のいる場所では晴れていたり雨が少ない場合もあり、急な増水に気付かず、避難が遅れて流されるなど水難事故につながってしまう場合がある。
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(問い合わせ先) |
国土交通省 河川局 河川環境課 課長補佐 舟橋 弥生 |
代表 03-5253-8111(内線35432) 直通03-5253-8448 |
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