先週末からの降雨などによって、7月4日までに、3水系で取水制限が解除されました。
各地で降雨がありましたが、貯水量の回復が十分ではない水系においては、取水制限を継続しています。
【取水制限を解除した一級水系(前回記者発表(6月27日)以降)】
6月29日 櫛田川水系(三重県)
6月30日 那賀川水系(徳島県)
7月 2日 日野川水系(鳥取県)
【取水制限の強化・緩和をした河川(前回記者発表(6月27日)以降)】
愛媛県の重信川水系石手川で、6月29日より取水制限強化
三重県の宮川水系宮川で、7月1日より取水制限緩和
愛媛県の吉野川水系銅山川で、7月4日より取水制限強化
【渇水の影響】
吉野川では、早明浦ダムの貯水量の低下に伴い徳島用水・香川用水で取水制限が行われており、香川県内の6市3町で減圧給水が行われています。重信川水系石手川では、6月29日から取水制限を強化しており、松山市で減圧給水が行われています。
【今後の見通し】
気象庁の西日本の少雨に関する全般気象情報(7月3日発表)では、この先2週間にかけて、平年並または平年を上回る降水が予想されていますが、降雨状況によっては、これまでの状況を直ちに解消するには至らない可能性があります。今後も渇水に対する注意が必要です。
|