わが国は、急峻な地形・脆弱な地質等により土砂災害を受けやすい自然条件下にあります。さらに、近年中山間地域では過疎化・高齢化に伴う森林管理の衰退や耕作放棄地の増加等により荒廃が進み、土砂災害が発生する等大きな社会問題となっています。その一方で、中山間地域においては、活力ある地域づくりのために、各地の個性を活かした様々な取り組みがなされています。 このような中山間地域の現状を実際に体験できる場を全国の学生に提供し、中山間地域の抱える問題点、活性化の支援のあり方、災害現場等における防災対策のあり方を学び、これら地域における砂防の意義・役割を考え、砂防に対する認識を深めることを目的として、平成8年度より「キャンプ砂防」を実施しています。
平成19年度は、8月3日から9月14日にかけて全国31箇所の直轄砂防関係事務所を中心に127名の学生の参加のもと実施予定です。 |
|
|
|