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河川局

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記者発表

「平成19年度 雪崩防災シンポジウム」の開催について



平成20年1月28日
                              河川局砂防部


国土交通省及び都道府県は、雪崩災害に対する国民の理解と関心を深めるため、毎年12月1日から7日に「雪崩防災週間」を中心に、積雪期において国民への啓発活動を実施し、雪崩災害の防止に努めているところです。 雪崩防災週間の一環として、防災知識の普及を図るため、平成19年度雪崩防災シンポジウムを下記の通り、開催致します。


   テ ー マ   「雪に強い、安全で魅力ある地域づくり」

   日   時   平成20年 1月31日(木)12:00(開場)
              〜  2月 1日(金)(現地見学会)

   会   場   富山県南砺市 福野文化創造センター「ヘリオス」

   プログラム   基調講演
            パネルディスカッション
            雪崩災害防止功労者の表彰 など

                    ※取材可(当日、会場受付にお越し下さい)


1.開催趣旨

 わが国は世界でも有数の雪の多い国です。国土の約半分が豪雪地帯に指定され、そこに2,100万の人々が生活を営んでいますが、近年の地球温暖化の影響による少雪傾向から、人々は雪崩災害の恐ろしさを忘れかけつつあります。
 また、少子高齢化・核家族化の進行により、地域防災力の低下・災害経験の伝承の機会が減るなど災害に対するリスクは増加傾向にあります。
 このような状況の中で発生した平成18年の記録的な大雪(「平成18年豪雪」)では、数々の雪崩災害が発生し、多大な被害をもたらしました。近年では、集落への被害のみならず、冬季レジャーにおける雪崩事故も発生しており、雪崩に対して地域住民や観光客等への一層の啓発活動が必要です。
 富山県は、南北にのびる日本列島の中心、本州の中央北部に位置し、三方を北アルプス立山連峰などの急峻な山岳地帯に囲まれ、冬季にはシベリアから吹き込む季節風の影響により日本有数の豪雪地帯となっており、過去、いくたびかの雪崩災害が発生しました。
 一方で、山々に降り積もった雪は水資源として水力発電や様々な用水に活用され、富山県の産業や農業などを支えてきました。また、私たちの先人は、豪雪に苦しみながらも雪のある暮らしに関する様々な知恵や工夫を積み重ね、雪国特有の生活や文化を生み出し、受け継ぎ育んできました。
 今回、生命・財産を守る雪崩対策を推進するため、身近に起こる雪崩災害の恐ろしさを再認識し、防災意識の向上を図ると共に、雪国の文化や生活の知恵を継承し、雪に強い魅力ある地域づくりを考えるシンポジウムを、世界文化遺産に登録された「五箇山の合掌造り集落」の地、富山県南砺市で開催するものです。


2.テーマ    「雪に強い、安全で魅力ある地域づくり」


3.開催期日  平成20年1月31日(木) 〜 2月1日(金)


4.会  場   福野文化創造センター「ヘリオス」
富山県南砺市やかた100
TEL 0763-22-1125


5.主  催   国土交通省、富山県


6.後  援   消防庁、(社)砂防学会、全国スキー安全対策協議会、全国積雪寒冷地帯振興協議会、全国雪対策連絡協議会、(財)全日本スキー連盟、(財)日本鋼索交通協会、(社)日本山岳協会、(社)日本新聞協会、(社)日本雪氷学会、日本放送協会、(社)日本民間放送連盟、日本雪工学会、北日本新聞社


7.協  賛   (財)河川情報センター、(社)建設広報協議会、(NPO)砂防広報センター、(財)砂防・地すべり技術センター、(財)砂防フロンティア整備推進機構、(社)斜面防災対策技術協会、(社)全国治水砂防協会、全国地すべりがけ崩れ対策協議会、(社)雪センター


8.協  力   南砺市、富山県治水砂防協会



資料

平成19年度雪崩災害防止功労者授賞者一覧(PDFファイル 85.9KB)

雪に強い、安全で魅力ある地域づくり(チラシ)(PDFファイル 2.01MB)

 

 


問い合わせ先
国土交通省河川局03−5253−8111(代表)
砂防部砂防計画課 03−5253−8466(直通)
    火山・土石流対策官 西本 晴男 (内線36−103)
    企画専門官 志賀 文夫 (内線36−122)


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