- 平成18年には、「平成18年7月豪雨」などにより、鹿児島県や
長野県を始めとして全国各地で大規模な水害が発生しました。
- これらの水害により、死傷者数は、前年を大きく上回る約660名、 被災建物棟数は、約2万1千棟に上るなど甚大な被害が発生してい ます。
- 平成18年の水害被害額について、建物被害等の直接的な物的被
害等について取りまとめた結果、全国で約3,446億円となりま
した。これは、平成9年からの過去10年間で7番目に大きな被
害額になります。
また、6月末から7月末にかけての梅雨前線豪雨による水害被害額
(約1,981億円)が、6割弱(57.5%)を占めています。
- 水害が大きかった都道府県は、鹿児島県、長野県、島根県等、
市区町村は、さつま町(鹿児島県)、出水市(鹿児島県)、諏訪市(長野県)等となっています。
国土交通省河川局では、毎年、都道府県、市区町村等の協力のもと、水害による被害額等を「水害統計」として取りまとめています。
今般、平成18年の水害統計の調査結果がまとまりましたので、その概要をお知らせいたします。
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