近年の測量技術の進展に伴い、航空レーザ測量によって短期間で広範囲、
     高密度に地形データを得ることが可能となり、様々な場面で活用が進みつつあります。
       一方、全国に109ある一級水系の中でも、
      特に都道府県が管理するような中小河川については、
      河道断面測量や水位・流量観測等が十分に行われていない区間も多く、
      結果として現況の治水安全度など、
      河川を管理する上で重要かつ基礎的な情報が不足しているのが実情です。
       そこで、一級水系内の河川を管理する国土交通省と都道府県等が連携し、
      航空レーザ測量を実施して河道断面の”測量空白区”を一挙に解消するとともに、
      得られた河道断面等を利用して、
      全国統一の効率的かつ簡便な手法(全国同一尺度)で一級河川の治水安全度評価を行うプロジェクト
      (以下、LPプロジェクト)を、
      平成17年にスタートさせました。
       今般、109水系のうち先行9水系について治水安全度評価結果がまとまったことを受け、
      以下のサイトにおいて結果を公表することとしましたのでお知らせいたします。
      
      
      LPプロジェクトポータルサイトURL 
      http://www.nilim.go.jp/lab/rcg/newhp/seika.files/lp/index.html
      
      
       他の水系についても、評価作業を進めているところであり、結果が得られ次第、
      順次当サイトにて公表してまいります。
      
      
      ・LPプロジェクトにおける治水安全度評価の流れ(PDFファイル 208KB)
      ・【別添】治水安全度評価結果(PDFファイル 1.30MB)