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河川局

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記者発表

第4回海岸管理検討委員会議事概要について

平成10年12月11日

農林水産省 
農林水産省 
運 輸 省 
建 設 省 
構造改善局
水 産 庁
港 湾 局
河 川 局




  1. 議事概要
    平成10年12月9日(14:00〜16:00)に、東海大学校友会館阿蘇の間で第4回(最終回)海岸管理検討委員会(委員長:成田頼明横浜国立大学名誉教授)が開催された。
    各委員から出された意見等の主な内容は以下のとおり。
    • 今後の海岸管理の方向性を示すにあたっては、それを表現するためのわかりやすい言葉が必要。
    • 情報の公開が継続的に行われるようなシステムや仕組みづくりが必要。
    • 海岸事業の実施にあたっては、費用・便益分析手法に基づき、どこまで実施するかについて検討するとともに、途中での評価やチェック体制の検討も重要。
    • 海岸の管理にあたっては、その多様性と複雑性を担保することが重要であり、未来への可能性を残す柔軟な対応が必要。
    • 海岸管理のあり方を考える上では、地球温暖化とそれに伴う海面上昇の問題についても検討が必要であり、そのためのモニタリングも重要。
    • 海岸の範囲については、土砂収支、生物の生育環境、利用面等対応すべき視点によって様々で、画一的に規定することはできない。
    • 海岸事業の実施については、計画段階から地域住民の意見を反映させることが重要。
    • 今後の海岸のあるべき姿については、現状の問題点を踏まえた上で体系的にその考え方を整理することが必要。
    • 安全な海岸を目指すことは重要であるが、そもそも海の入り口である海岸は危険な側面をもっているという認識が常に必要。
    • 法定外公共物である一般公共海岸については、従来財産管理しか行っていなかったが、海岸法に基づき適正な管理が可能になるようにすることが重要。
    • 規制は基本的に好ましくないが、社会的規制と経済的規制があり、経済的規制については緩和するべきであるが、社会的規制は時として必要。
    • 提言の副題としては、「美しく、安全で、いきいきした海岸」とし、これをこれからの海岸づくりの共通の理念としてはどうか。
    • 提言には、海岸の延長、現在の状況などの海岸のイメージがわかる資料を追加するべき。

  2. 今後の予定
    本委員会での議論をもとに最終調整を行い、今年中に委員会としての提言をとりまとめる予定。

 

問い合わせ先
 建設省河川局防
  建設専門官 
 農林水産省構造
  課長補佐  
 農林水産省水産
  防災計画官 
 運輸省港湾局海
  補佐官   
 
災・海岸課
岸田 弘之
改善局建設
清原 拓治
庁漁港部防
西  裕司
岸・防災課
東山  茂
 
海岸室[幹事省]
03-3580-4311(内線3384)
部防災課
03-3502-8111(内線3924)
災海岸課
03-3502-8111(内線7302)
 
03-3580-3111(内線7432)


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