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ダムの管理は、様々なリスクを考えた上で、一般の人にも分かるような簡便、明解なものでなければならない。 |
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洪水時は、通信回線の断線をはじめ様々な危険が想定されるので、洪水時の管理をITの監視のみで行うのは時期尚早である。 |
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低水放流設備の遠隔操作は、積極的に取り入れるべきである。 |
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航空機のパイロットは、シミュレーターによって操作技術を維持することが定められているので、ダムの操作についても、シミュレーターを用いて、異常洪水に対処できるようにしてはどうか。 |
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シミュレーターによる訓練は心理的なプレッシャーも与えられるように工夫し、危機的な状況下でもパニックに陥らず冷静な判断ができるようにしてはどうか。 |
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ダム管理の資格を有する人に対しても、継続して教育することは大切である。 |
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異常洪水を体験した管理者から実地経験の話を聞くのもよい。 |
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今までは、効率を最優先したためダムの操作はかなり難しかったが、これからは、誰でも安全に管理できるような、操作と設備を備えたダムにする必要がある。 |
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国直轄管理のダムは、職員を適正に配置し入念な管理が行われているが、多くの道府県管理の補助ダムは要員が不足している。 |