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河川局

美しく、安全で、いきいきした海岸を目指して




1.海岸の現状


1.3 進行する海岸侵食

 全国に約19,OOOhaある砂浜は、遠浅の海岸線を形成することにより波浪外力を減衰し、陸域への波の進入を防ぐという防災上の役割を持っている。しかし、最近15年間で砂浜の約13%に当たる約2,400haが失われるなど、侵食被害が深刻化している。

 

地域別の浸食状況 今後予想される浸食量(1600ha/年)を予想

 近年は海岸侵食が激化しており、年間160haもの貴重な国土が失われている。このままの状況で推移すると 15年後には新島(東京都)の面積に匹敵する2,400ha,30年後には三宅島(東京都)に匹敵する4,800haが 侵食によって失われる。

九十九里海岸(千葉県旭市)


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