水管理・国土保全

  

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地域と子吉川

"子吉川では、医療・福祉活動の一環に、川のもつ癒し効果をとりいれるため、「子吉川癒しの川」として整備された河川空間が利用されています。この癒しの川づくりは、地域住民・河川利用団体と連携しながら取り組んでいます。
 また、シロウオの「持ち網漁」、コイの「追い込み漁」などの古くからの伝統漁法での川漁が盛んであり地域住民には欠かせない重要な資源となっています。"

癒しの川づくりの発祥の地
癒しの川づくりとは、川のもつ癒し効果をリハビリ等へ活用する全国に先駆けた取り組みです。子吉川河畔にある本荘第一病院では、川の持つ癒し効果を医学的に証明する努力もされています。平成15年8月に開催された「第4回・川での福祉と教育の全国本荘大会」では、「川での癒し効果を探る~全国河畔病院サミット」を設けて、広くその取り組みを情報発信しています。
 整備にあたっては検討会を設置し、計画段階から利用者の意見を取り入れ、車イスでもすれ違いができる散策路や緩傾斜坂路を配置した「せせらぎパーク」を整備し、癒しの川づくりを地域住民・地域団体と連携して取り組んでいます。


せせらぎパークのリハビリ活動


せせらぎパーク内の散策路・緩傾斜坂路

子吉川市民会議の活動
子吉川市民会議は子吉川をきれいにする会やボート、カヌー等の河川利用団体等が中心となり平成12年12月に発足しました。
 具体的な活動としては、せせらぎパーク整備への提言、クリーンアップや花壇の手入れ、環境学習への協力(案内、カヌーや漁船の提供)、子吉川フェア(川の日のイベント)への参加、第4回川での福祉と教育の全国本荘大会への参加など市民の川への意識は非常に高いものがあります。


カヌー教室


高校生と保育園児による共同美化活動

(川漁)
子吉川は川漁も盛んで、古くからの伝統漁法として、春のシロウオの持ち網漁、冬のコイの追い込み漁、ゴリ、ヤツメウナギ、モクズガニの捕獲など、食文化として定着し季節の味覚を提供しています。また、ハゼ釣りは昔から地域住民にもっとも人気があり、今では毎年ハゼ釣り大会が開催されています。


コイの追い込み漁


ハゼ釣り大会の様子





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