水管理・国土保全

  

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神流川の主な災害


神流川における主な災害として、明治43年8月の台風10号、昭和10年9月の台風10号、昭和22年9月のカスリーン台風、による被害等があげられます。



昭和10年4月神流川 勅使河原築堤

発生日 発生原因 被災市町村 被害状況
1910年(明治43年)8月 台風10号 多野全域 死者63名、負傷者30名
1935年(昭和10年)9月 台風10号 美原 道路上に土砂崩壊が発生し交通が途絶える
1947年(昭和22年)9月 カスリーン台風 生利、浄法寺、八塩 道路上に土砂崩壊が発生し交通が途絶える




近年では、平成19年9月台風9号により下久保で時間雨量最大63mm、総雨量543mmが観測される記録的な大雨となり、神流川下流域においても河川が増水しました。


平成19年9月台風9号出水状況 神流川(JR神流川橋梁 群馬県高崎市新町付近 )


平成19年9月台風9号出水状況 神流川(埼玉県上里町長浜付近 )




過去の主な渇水
平成6年、8年渇水
平成6年及び平成8 年の渇水では、取水制限が最大30%に至りました。
平成6年は、夏期に猛暑と少雨の影響により、利根川水系では、最大30%の取水制限(30%の取水制限期間は6日間)となり、水道用水では高台で水の出が悪くなることや、赤水が出る等の被害が起き、給水活動が行われました。
 平成8年は、冬期、夏期の2度の渇水に見舞われ、冬期渇水では10%の取水制限が76日間、夏期の渇水では最大30%の取水制限が実施され、取水制限期間は41日間(30%の取水制限期間は6日間)となりました。


渇水時の下久保ダム(H28.6撮影)

発生年月 取水制限延日数 ※1 最大取水制限率 ※2 神流川の瀬切れ発生日数
昭和47年6月 40日 15%
昭和48年8月 22日 20%
昭和53年8月 58日 20%
昭和54年7月 41日 10%
昭和55年7月 40日 10%
昭和57年7月 22日 10%
昭和62年6月 71日 30%
平成2年7月 45日 20%
平成6年7月 60日 30%
平成8年1月 76日 10%
平成8年8月 41日 30%
平成9年2月 53日 10%
平成13年8月 18日 10%
平成24年9月 23日 10%
平成25年7月 57日 10%
平成28年6月 79日 10%
上表の※1及び※2は、利根川水系における取水制限延日数及び最大取水制限率を示す。



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