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渡良瀬川
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渡良瀬川の自然環境
3.渡良瀬川の自然環境
渡良瀬川の上流域は深い渓谷をなし、草木ダムのダム湖にはイワナ等の魚類が生息しています。中~下流域の上流側は礫や玉石等からなる礫河原や連続する瀬と淵がみられ、サケが遡上しています。下流側は緩やかな流れとなり、水際にはヨシ等の湿性植物群落がみられます。
草木湖
渡良瀬川の自然環境は、長い年月をかけ、渓谷、湿地、礫河原、ヨシ原等の多様な環境を形成してきました。
明治時代には足尾鉱毒事件による重金属汚染が深刻化しましたが、現在ではほとんど影響が見られていません。
1源流から上流域にくらす生きものたち
源流から上流域では、深い渓谷をなし、草木ダムのダム湖には、イワナ、ヤマメ、ニジマスをはじめとする魚類の生息が確認されています。
また、上流側では礫や玉石等からなる礫河原が見られ、カワラヨモギ等の植物が生育し、イカルチドリ等の鳥類が生息しています。また、河川には瀬と淵が連続し、ヤマメ等が生息するとともに、サケが遡上し多くの産卵床が確認されています。
しかし、かつていたる所で見られていた広い礫河原は、河床低下による澪筋の固定化等により攪乱頻度が減少するとともに、外来種であるシナダレスズメガヤ等の植物の侵入や外来樹木のハリエンジュ等による樹林化の進行により減少し、礫河原を生息・生育・繁殖環境としている固有の動植物が減少しています。
ヤマメ
ハリエンジュの繁茂状況
2下流域にくらす生きものたち
下流側域では、緩やかな流れとなり、河道は低水路と高水敷が明確となります。水際には、ヨシやヤナギ類等の湿生植物群落が見られます。また、ヨシ・オギ等の草地を利用するオオヨシキリ、セッカ等の鳥類が生息・繁殖しています。
オオヨシキリ
3サケの帰ってくる川へ
渡良瀬川では、地域の方々やと漁協とが協力し、毎年のようにサケの稚魚を放流しており、サケの遡上が見られるようになりました。
サケの遡上状況
サケの稚魚放流の様子
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