水管理・国土保全

  

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地域と熊野川

地域の中の熊野川
御船祭
毎年、10月16日に行われる熊野速玉大社の例大祭において行われる祭りです。『天上から近隣にある神倉山に降臨した後、阿須賀神社のある蓬莱山に移り、熊野川を遡上して《御舟島》に着き、《御旅所》を経て速玉大社に鎮座した。』という、主祭神来臨の過程を再現する祭りです。祭りの最終日に熊野大橋下流から御船島を3周して熊野速玉大社裏手の河原までを9隻の早船による競漕が行われています。平成28年3月に国の重要無形民俗文化財に指定されました。



9隻の早船競漕




熊野川の世界遺産登録

熊野川は、古くから熊野詣での「川の参詣道」として利用されており、熊野本宮大社旧社地から熊野速玉大社の権現河原までの区間が、平成16年7月に「紀伊山地の霊場と参詣道」(総延長308㎞熊野川の澪筋含む)としてユネスコの世界遺産に登録されました。 現在、熊野川では、当時の船下りを再現した川舟が運航しています。

また平成28年10月には熊野川河口近くにある阿須賀王子跡(阿須賀神社)が世界遺産に追加登録されました。



熊野川の川舟下り


阿須賀王子跡(阿須賀神社)




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