河川概要
源流から河口までの様子
吉井川水系は、岡山県東部に位置する、幹川流路延長133km、流域面積2,110km2の一級河川です。その水源は岡山県苫田郡鏡野町の三国山(標高1,252m)に発しています。奥津渓を抜けた後、津山盆地を東流し、香々美川・加茂川・吉野川・金剛川等の支川と合流しながら岡山平野を流下し、岡山市西大寺で児島湾の東端に注いでいます。
源流から鏡野町奥津地域に至る上流部の河床勾配は1/30~1/150で、蛇行を繰り返す流路となっています。また、瀬・淵が連続しており、砂礫地、水際の草地、河畔林が発達しています。 津山盆地から新田原井堰までの中流部の河床勾配は1/220~1/720で、津山盆地内は水田を中心とした農耕地で覆われています。また、吉備高原を侵食した谷底平野は、瀬や淵が存在し中州が見受けられます。 新田原井堰から河口までの下流部は、河床勾配が1/1,000~1/3,200と緩勾配になっており、河道には河川敷が発達しています。また河口部の児島湾干拓地には、大規模な農業地帯が広がっています。
西大寺地区(下流部:河口より6km付近)
奥津渓(上流部)
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流域図・位置図
吉井川流域図
関連機関(管理事務所等)河川整備基本方針河川整備計画水害への取り組みパンフレットなど |