水管理・国土保全

  

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地域と山国川

河川空間の利用

山国川では、平成21年度の河川水辺の国勢調査(河川空間利用実態調査)結果によると、年間約15万人の利用者があり、利用形態としては散策、水遊びに利用され、利用場所としては堤防、河川敷、水際がよく利用されています。特に、代表的利用場所としては、吉富町広津地区、中津市本耶馬渓町の曽木地区、中津市耶馬溪町の柿坂地区があげられます。

季別の利用では、河口干潟では春から夏にかけての潮干狩りが、中上流部では6月からのアユ釣りや、耶馬溪では秋の紅葉狩り等が盛んです。

耶馬渓ダム湖内にはアクアパーク等が整備され、水上スキーやウェイクボードの国際大会が開催されるなど、多くの人々が訪れています。

また、山国川沿いには旧耶馬溪鉄道の軌道跡地を利用した「メイプル耶馬サイクリングロード」が整備されています。


アクアパーク(耶馬渓ダム湖)


メイプル耶馬サイクリングロード



山国川流域の祭りやイベント

山国川流域では、鶴市花傘鉾祭り、白地楽(カッパ祭り)、耶馬渓ダム湖畔祭り等多くの祭り・イベントが行われており、夏場の「ダム湖畔祭り」では花火大会等も開催されています。


鶴市花傘鉾祭り


耶馬渓ダム湖畔まつり(花火大会)



地域の活動と協働

夏休みには子供たち等の参加による水辺体験や環境学習等を地域の方々や地元市町等の関係機関と協力して実施するほか、山国川の日(河川一斉清掃)や、森と湖に親しむ旬間等の際に、流域自治体、住民ボランティア等の参加による「山国川河川清掃」等において河川・ダム貯水池周辺の清掃・美化活動が行われています。

また、NPO等が中心となって、流域連携を考えるイベントやコンサートの企画・運営、山国川流域観光ガイドマップの作成、清掃活動及びポイ捨て防止の啓発等、様々な活動が展開されています。

さらに、耶馬渓ダムでは、水源地域の自治体・住民等とともに共同で策定した「耶馬渓ダム水源地域ビジョン」に基づき、貯水池周辺での植樹活動や水源地域と利水受益地域との交流促進活動に関する事業等に取り組んでいます。



住民による水生生物調査


河川の清掃・美化活動




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