大分川の洪水

大分川での近年の大規模な洪水は、平成5年9月、平成9年9月洪水等、そのほとんどは台風期に発生していますが、昭和28年6月洪水等のように梅雨による洪水も発生しています。大分川は、台風が九州の東側に接近して日向灘を北上する場合に豪雨となることが多く、平成5年9月洪水では、大分で累年第1位の最大時間雨量81.5mm、累年2位の日雨量414mmを記録しました。

平成16年10月洪水

10月13日9時にマリアナ諸島近海で発生した台風第23号は、18日9時に超大型で強い勢力となって20日13時頃、大型の強い勢力で高知県土佐清水市付近に上陸した後、18時前、大阪府泉佐野市付近に再上陸しました。この台風による18日から20日までの総雨量は大分で409mmを記録しました。

過去の主な渇水

大分川の渇水

大分川の水利用は、古くから農業用水、上水、発電用水等として利用されていますが、たびたび水不足に悩まされており、近年では平成17年、平成19年、平成21年、平成23年において、発電停止や上水、農業取水への影響が発生しています。