河川概要
人・水・歴史の調和、都市と自然の共存、豊かないのちが輝く大分川
大分川は、その源を大分県由布(ゆふ)市湯布院(ゆふいん)町の由布岳(標高1,583m)に発し、由布院盆地を貫流し、阿蘇野川、芹川等を合わせて中流部の峡谷を流下し、由布市挾間(はさま)町において大分平野に入り、賀来川、七瀬川を合わせ、大分市豊海(とよみ)において別府湾に注いでいる、幹川流路延長55km、流域面積650km2の一級河川です。
その流域は、大分県のほぼ中央に位置し、大分市、由布市、別府市、竹田(たけた)市をはじめとする5市2町からなり、流域の土地利用は、山地等が84.6%、水田や畑地等の農地が10.7%、宅地等の市街地が4.7%となっています。 大分川の流域内人口は約26万人であり、大分市に流域内人口の約6割が集中しています。 流域内には、下流部に県都である大分市があり、また、沿川には大分自動車道、国道10号、210号、JR日豊(にっぽう)本線、JR久大(きゅうだい)本線等の基幹交通施設が存在し、交通の要衝として、地域における社会、経済、文化の基盤を成すとともに、大分川は豊かな自然環境に恵まれていることから、本水系の治水、利水、環境についての意義は極めて大きいものとなっています。
上流部(由布院盆地)
中流部(峡谷部)
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流域図・位置図
大分川流域図
関連機関(管理事務所等)河川整備基本方針河川整備計画水害への取り組みパンフレットなど |