No.52 |
研究課題名 |
ロボット等によるIT施工システムの開発 |
研究期間 |
H15〜H19 2003〜2007 |
予算額 |
¥755,540,000 |
主な研究 開発成果 |
1.3次元情報を用いた施工管理技術の開発 |
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効率的な施工管理を行うことを目的に、施工管理情報としての3次元設計データと3次元で得られる地形情報により、3次元情報を用いた施工管理技術の開発を行った。
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1)3次元データ圧縮技術仕様の構築
2)3次元情報に対応した出来形管理・完成検査技術の開発
3)3次元情報対応機器の開発目標設定
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2.建設機械のIT施工技術の開発 |
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建設機械のIT施工技術の実用化を目的に、その基盤となる要素技術として、IT施工の操作システム(3次元情報の管理機能)、施工状況の3次元情報の計測システム、建設機械の自動制御システムを開発し、これらの要素技術を実装した実機(プロトタイプ)によりIT施工技術の有効性について検証した。
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1)IT施工の操作システムの開発
2)施工状況の3次元情報の計測システムの開発
3)建設機械の自動制御システムの開発
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No.53 |
研究課題名 |
準天頂衛星による高精度測位補正に関する技術開発 |
研究期間 |
H15〜H22 2003〜2010 |
予算額 |
¥2,492,447,000 |
主な研究 開発成果 |
1.準天頂衛星システムの精密測量への応用技術の研究開発 |
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開発した衛星測位シミュレータを用いて、様々な条件での観測を模擬し、準天頂衛星による補完効果を検討した。
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2.次世代電子基準点に関する研究開発 |
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準天頂衛星の放送機能を活用することで、携帯電話が利用できない地域でも、効率的な測量を実施可能とする方法を開発した。
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3.中低速移動体へのRTK-GPS適用化技術の開発 |
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中低速移動体において、都市部・山間部でも連続した高精度測位を可能とするRTK-GPS適用化技術を開発した。
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4.高精度測位補正等技術(精密測量等向け)の実証実験 |
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静止衛星及び準天頂衛星実機を用いて、2.で開発した技術のリアルタイム配信・測位実験による測位精度、限界等の検証を行い、測量作業マニュアル素案をとりまとめた。 |
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No.54 |
研究課題名 |
持続可能な社会構築を目指した建築性能評価・対策技術の開発 |
研究期間 |
H16〜H18 2004〜2006 |
予算額 |
¥482,416,000 |
主な研究 開発成果 |
1.ライフサイクルにおけるCO2 排出量算出・評価手法の開発 |
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1)実績データの詳細な検討に基づくLCCO2 算定手法
2)事務所・空調設備の年間エネルギー量算定の簡易式
3)給水設備、排水設備の年間エネルギー量算定の簡易式
4)照明設備、EV 他設備の年間エネルギー量の予測法と詳細予測プログラム開発
5)設備機器の製造・更新・廃棄に係るCO2 排出量の算出手法
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2.CAD との連携も可能なLCW 算定標準の策定 |
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1)積算の標準内訳書式、項目名称、数量算出単位と整合したインベントリの整備
2)建材・設備機器のインベントリの拡充
3)修繕・更新や廃棄物処理の実態に基づいたシナリオに基づくLCW 算定手法
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3.設計初期段階において排出量算出が出来る設計支援システムの開発 |
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1)簡便な入力から排出量算出する設計支援システム(PC ソフトウェア)
「 BEAT−Bldg:Building Environmental Assessment Tool)」を開発
2)設計図書/ CAD データから、LCCO2 と LCW、LCE を同時に算定
3)設計者等のユーザー向けマニュアルを整備し、プログラムとともに公開、配布
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No.55 |
研究課題名 |
都市空間の熱環境評価・対策技術の開発 |
研究期間 |
H16〜H18 2004〜2006 |
予算額 |
¥430,910,000 |
主な研究 開発成果 |
1.ヒートアイランド現象に関する大規模実測調査 |
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1)気象観測結果を基に、海風の活用の有効性を解明
2)ヒートアイランド対策としての「風の道」の性状を分析
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2.市街地模型の風洞実験による風の挙動の検討 |
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ケーススタディにより市街地改造が都市の風通しに及ぼす効果・影響について検討。
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3.地球シミュレータによる対策効果シミュレーション技術の開発 |
4.地理情報の高度化・活用技術の開発 |
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1)航空レーザ測量等により都市の複雑な凹凸や植生の分布、表面温度を効果的に把握する手法の開発
2)地球観測衛星データを分析して都市圏スケールで土地被覆情報を把握する手法等の開発
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5.パソコンによる対策効果シミュレーションソフトの開発 |
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