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第1回議事抄録 日時:平成14年2月4日(月) 15:00〜17:00 場所:国土交通省4階特別会議室 1.開会 ![]() 2.国土交通副大臣挨拶 【佐藤副大臣】 ![]() 今回、このように、未来技術懇談会という非常に楽しい、みんなが夢を持てる会を開催することとなった。 森地先生を中心とした先生方には本当にお世話になるが、どうかよろしくお願いしたい。 世の中というのは、すべて親の願いから発展してきたと考えている。 親が自分の子供の時代にはこんな社会になってほしい、自分の子孫の時代にはこんな世界になったらいいな、こんなことが実現したらいいなという、そういう親の願いが子供に引き継がれ、その子供が親になってまた子供に引き継いでいく、そういう代々の引き継ぎからすばらしい技術が発展し、そしてこのようなすばらしい社会が出来てきたと思っている。 これから100年後を考えれば、少なくとも4代ぐらい先に引き継いでいかなくてはならない。 そのスタートを今ここで切る訳だが、皆で大きな夢を持ち、その願いが実現出来るように努力をしていく、非常に楽しい勉強会だと考えている。 いろいろとお忙しい中ご迷惑をお掛けするが、私ども国土交通省も精一杯頑張っていくので、ご指導をいただきますように心よりお願い申し上げ、一言ごあいさつにかえさせていただく。 3.委員紹介 【望月技術調査課長】 4.趣旨説明 【佐藤技術審議官】 はじめに懇談会の趣旨を説明したい。資料の4ページ目、5ページ目、6ページ目に、100年前に予測された報知新聞の記事とその当たり度合いをまとめている。 23に分けているが、その大部分が当たっている。 国土交通省は昨年1月6日に、北海道開発庁、国土庁、運輸省及び建設省を母体として設置され、様々な技術開発を行おうということで、ここにおられる森地先生、月尾先生のご指導もいただきながら、議論をさせていただいている。 ただ1点、この報知新聞の100年前の報道にあるように、50年後、100年後、究極的な姿とは言わないが、国土のあり方、生活のあり方などといった部分を多少頭に入れながら技術開発を進めていくということが、方向性として必要ではないのかと考えている。 しかしながら、現状では、近未来的にどこまでの技術がどの位になるか、これはいろいろな議論がある訳だが、本日の資料にもあるように、100年前の人達のように水平線から飛び離れたような、言ってみれば究極の姿ではないが、そうしたことも頭に入れながら技術開発を進めていくということも必要なことではないかと考えている。 従って、そのような観点からのご示唆を先生方から予言、夢というような形で是非ご意見等いただいて、それを一冊の本にでもまとめれば、みんなで参考にさせていただけるなどと思い、当懇談会の開催をお願いした次第である。 そのような意味で、必ずしも現時点で考え得る可能性があるということでなく、夢、予言という類の分野にまでお入りいただき、どんどん提言をいただいて、それをみんなで多少議論しながらまとめさせていただく。そのような作業をしていきたいと思っている。 5.座長挨拶 ![]() 先程、佐藤副大臣、佐藤技術審議官からお話があったように、夢というか、予言というか、難しいテーマをいただいている。 国土交通省でこのような会議を開催する場合、大体「21世紀の課題は」と始まるのが普通だが、この資料は「22世紀に向けた夢や予言を自由闊達に」という書き出しである。 先生方に申し上げるまでもないことだが、白紙に物を書くとか、制約条件のないところで物を考える、こういうことは能力が生で出てくるので、大変苦しい立場に立たされていると自戒している。 当懇談会の趣旨は、テーマに応じて一流の先生方からお教えいただいて勉強していこうということである。 将来の技術開発や国土の方向性を考える上での成果が得られればと思うので、是非よろしくご協力をお願いしたい。 なお、当懇談会はすべて公開ということで、マスコミの方にも自由にお入りいただいている。 本日のショートスピーチは、月尾先生、茅先生にお願いしたい。 |
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